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無農薬栽培されたキングココナッツを樹から収穫し、機械を使わず手作業で搾りり、低温でじっくり製造します。熱を加えると発酵したり、せっかくの一搾り、エキストラヴァージンの純度が下がってしまうからです。そして、12時間以内にパッキングされたものが「エキストラヴァージンキングココナッツオイル」です。
オイルは複数の脂肪酸で構成され、その「種類」「比率」で性質がきまります。それぞれの脂肪酸は「炭素」「水素」「酸素」で構成され、炭素が鎖状に繋がり、それらを酸素や水素がとり囲んでいます。炭素の数が少ないほど鎖は短くなり、鎖が短いほど粒子が細かく角質層に浸透しやすくさらさらしたオイルになります。キングココナッツオイルは、炭素が短い脂肪酸を多く含んでいるので肌に塗ると角質層に浸透しやすく、すぐに潤いを与えるオイルをいえます。
中鎖脂肪酸は長鎖脂肪酸よりも約4倍も吸収が速く、門脈という肝臓に栄養を送る血管に入り、肝臓で速やかに分解されエネルギーに なります。代謝が長鎖脂肪酸にくらべ約10倍速いので、体脂肪になりにくいのが特長です。
長鎖脂肪酸は、小腸でゆっくりと吸収されながら、粘膜で中性脂肪に再合成されてリンパ菅や静脈に入り、 筋肉や脂肪組織に運ばれ、余分なものは体脂肪として蓄積されます。
また脂肪酸は「飽和脂肪酸」と「不飽和脂肪酸」に分けられます。
不飽和脂肪酸は酸素がくっつきやすい、酸化しやすい性質であり、飽和脂肪酸は酸化しづらいオイルとなります。
キングココナッツオイルは飽和脂肪酸(カプロン酸~ステアリン酸)が85%以上で安定した酸化しにくい性質です。(反面、凝固しやすい性質をもちます)。
ラウリン酸とはお母さんの母乳に多く含まれる成分で、ココナッツオイルは約半分がこの成分からできています。
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