「スリランカ」とは「光り輝く島」
スリランカは紅茶の世界有数の生産地であり、セイロンシナモン、ペッパーなどスパイスは料理人を魅了する産地国てす。また、近年ヨーロッパからも認められるオーガニック先進国でもあります。
そのスリランカで、身近にある作物は”キングココナッツ”です。
キングココナッツのその中身をウォーターとしていただきます。いたる場所でも売っているので、手軽に飲むことができます。
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ヘタの部分をカットし、柔らかい部分をナイフで切り込みをいれ、飲口を作りそこからいただきます。現地の人はこぼさずに上手に飲みます。 |
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このキングココナッツは飲み物として需要が多いので、政府でも自国の植物の品質を守ることを大切にし、無農薬・無化学肥料での栽培を奨励しています。樹が養分を吸うのが早いので、仮に撒いたとしたらすぐに味がかわるそうです。 |
このキングココナッツウォーターは世界大戦中に点滴の代わりに代用していたと。確かに味はスポーツ飲料水によく似た味です。
キングココナッツからオイルを作り、それを長い間大切に使ってき人たちがいます。
それは女性たちです。
頭皮のマッサージ、髪の毛の栄養、顔に、身体に、肌につけるオイルとして使われ。また、こどもが日焼けしたときや、やけど、傷口に良いとされて。キングココナッツオイルは万能オイルとして大切に使われています。
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● 紫外線から肌を守るために塗る。日焼けのあとに塗る。
● ハンドクリームやリップクリーム。全身のボディーケアーとして塗る。
● 髪にツヤを出したいときや髪にコシが無くなったとかんじたらつける。
● 火傷や傷口に塗る。じんましんなど皮膚病の治療に塗る。
● 速攻性があるので体力が欲しいときに飲む。
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サンスクリット語で「生命の科学」や「生きる知恵」という意味をもちます。
健康で幸せに生きていくために、個々の体質を見極め、日常生活にも配慮する包括的な医療で、自国の豊かな薬草やその薬草オイルなどを用いて体を整えて治療するものです。
アーユルヴェーダ・マッサージでは、天然のオイルをベースに薬草を合わせて作り使用します。
そしてキングココナッツオイルは昔からアーユルヴェーダに使われてきたオイルです。
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スリランカの人々は、実をとってこれを水替わりに飲んでいます。
ココヤシの実が熟成しはじめの頃には、実の中にはたっぷりのココナッツウォーターができています。
オイルを取る胚乳は、この時点ではほとんどできていません。
ここからさらに2週間ほど木で熟成させると、実の中のココナッツウォーターが減ってきて胚乳になるのです。
それでも、キングココナッツの実の胚乳は、普通のココナッツに比べて薄くなっており、しぼりとられるオイルの量は限られます。オイルをとるまでに時間がかかり、採れる量も少ないので、ココナッツよりも高い効果がありながらも世の中に広く出回っていない理由でもあります。
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キングココナッツオイルは、サラリとした使用感で肌へスーッと浸透していきます。これは、飽和脂肪酸の中でも分子量の小さものが多く含まれているからだそうです。
ラウリン酸とはお母さんの母乳に多く含まれる成分で、ココナッツオイルは約半分がこの成分からできています。 |
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